皆さん、こんにちは!
GW10連休…明日1日頑張れば突入の方、いやいや羨ましいデス(笑)
多くのお客様に今GW事情をお伺いすると、10連休の方々がやはり多いようですネ。
生活の基盤を支えていただいている縁の下のチカラ持ち的お仕事の方や、
小売・サービス業等の方々は10連休ではないですけど、
交代や後へズラして連休取得というパターンも多く訊いておりマス(笑)
ま、いずれにしても、このGWの間にオートバイを楽しむ機会は多いワケで♪
さて、連休となると、連泊のツーリングに出掛ける方が多いですよネ!
いつもの日帰りとは違い、予備パーツを追加携行する方も多く、
その一つにヘッドライトバルブがありマス。
以下色々書きますが、「私は高級HIDや高級LEDを付けてるから大丈夫!」
なんてツッコミは無しでお願いしマス(笑)
※画像をクリック(タップ)すると拡大表示されます(閲覧環境によっては拡大されません)。
※画像には薄く透かしを入れております。何卒ご容赦下さい。
※以下、あくまでBMW日本仕様機種での例です。
ご紹介する一例はR1200GS空冷のヘッドライトバルブ、
H7タイプ(ロービーム・ハイビーム共)の取り付け部分について。
何故今回このネタをUPしたのかと申しますと、
今月に入り、H7タイプを装備する様々な機種が点検で多く入庫し、
それら半数の確率で以下のような状態に…。
点検の際、壁に光を当ててヘッドライト点灯状態を確認するワケですが、
「あれ?ハイビームとロービームの照射位置のズレが正常じゃないなあ?
そうか、このお客様はバルブをご自身で交換したのかな?
H7を使っている機種のこの凹部分とバルブの突起は
ハメ合いが元々キツイ寸法取りなんで、奥まで入れにくい。
逆に素手のチカラだけではバルブが外れないぐらいに噛み込んでる場合も多いしねえ….
昼間でもこの部分は薄暗いから、老眼だともっと確認しずらいし(笑)」と。
半数の確率でこの状態ですからねえ…これは書かねばならないと思ったのデス。
これはあくまでR1200GS空冷・H7(ロービーム)での一例に過ぎません。
ハイビーム側も同様で、バルブの突起が下側にあるのが違いデス。
特にH7を使っている機種の場合、先に書いたようにバルブの突起と、
その突起がハマり込むライトユニット側の凹部分がキツい作りなので、
こういう作業での慣れが無いと、奥までハマったどうか感触だけでは分かりにくいのデス。
もちろん、H1・H3・H4・H11を使っている他の機種でも、
その取付状態に合わせた交換作業での注意が必要デス。
バルブが正しい位置で取り付けられていないと、正しく光を照射しませんし、
最悪はバルブが放つ熱が部分的に偏ってしまい、
バルブ取り付け部分・ヘッドライトリフレクター・ヘッドライトレンズの溶解や損傷の原因に…。
たかがバルブ交換なのですが、されどバルブ交換なのでございマス。
夜の交換作業はもちろん、日中の明るい中でも、
スマホやケータイのハンディライト機能等外部から明かりを照らし、
この部分や配線カプラーの取り付けチェックを怠りなく!
そして、老眼の方は必ず老眼鏡のご利用を(笑)
更に、路肩での交換作業は絶対禁物ですヨ!!!!!
必ず安全な場所での作業をお願いしマス!!!!!
あっ!チョットした小ワザを♪
R1200GS・GSA空冷やR1200RT空冷、R1200S、F650~800GS系(ツイン)、
F800S/ST/GT/R →※Rはモデルイヤー2014年まで、K1200~1300S/R(スポーツ含む)、HP2-Sports、S1000系、
R1200R-LC、R1200RS、以上においては、ハイとローには同じH7タイプが使われておりマス。
R1200R空冷は共にH11。R1150GS系は共にH1とか…R1200STはナントH4の2連装なんですよネ。
う~ん、他でもハイ・ロー同じバルブあったなあ、丸暗記してないなあ(汗)
つまり、例えば一方が切れたら、生きている一方を外して入れ替えて取り急ぎ応急的に使う、という方法も。
え~、以上諸々、やっぱり長くなりましたが、出来る限りシンプルに解りやすく書いたつもりデス(汗)