皆さん、こんにちは!
※画像をクリックすると拡大表示されます。
「九州・山口地方が梅雨入りしたとみられる」と、今日昼前のニュースで流れてきまシタ。
福岡は平年より3日早い梅雨入りだとか。昨日まで数日続いていた猛暑から一転。
真っ直ぐにシトシトと、ずっと降り続きそうな音とともに落ちてくる雨。
いかにも梅雨入りしたなあ、という降りですネ………….。
ここ数日の晴天猛暑&激しい黄砂で木々や草花の緑はトーンダウンしていたので、
バイクから思考を切り離せば、今日の雨も大歓迎という明るい気持ちにもなったりしマス。
人と自然の希望的に穏やかな営みを考えると、梅雨は無くてはならないモノ。
とは言っても、2012年7月のような凄まじい水害を引き起こす梅雨にならないよう祈るばかりデス。
2014年5月21日、箱石峠より阿蘇市一の宮側を望む。
あの水害から1年と10ヶ月。わずかに草地が戻りつつある状態。
さてさて、雨の時は絶対乗らないよ~、というお客様は結構多くいらっしゃるのですが、
これからの夏場は予報が良い日でも激しい夕立に遭遇することは増えるワケで、
やはり備えあれば憂いなし、ヒトもバイクも準備はキチンとしておきたいところデス。
「ヒト」は、いわゆる雨具の用意をしっかりしておきましょう。
レインスーツは、ゴアテックスやRSタイチのDRYMASTERに代表されるような防水透湿性能の高い素材のモノを。
欲を言えば、ブーツやグローブも防水で、出来れば透湿性能のあるモノで心地よい装備を。
カラダの末端である手足が濡れて冷えると、安全なライディングへの注意が散漫になることはもちろん、
夏場だからこそ、カラダが濡れる以上に疲労感を覚えます。
それと、OHVでも装着されている方が多いグリップヒーターは、冬だけのモノではありません。
雨の日もとても有効ですので、是非活用しましょう。
「バイク」は、タイヤの山はもちろん、その他諸々と注意点はありますが、
今回はある部分のオイル乳化のコトを書きますネ。
OHVで結構見落としがちなのが、ミッションやリアホイールドライブオイルの、水混入による乳化。
エンジンオイルはマメに交換するけど、ミッションやリアホイールドライブの各オイルは
もう何年も(数万kmも)交換していないというお話を、
OHVのご経験が浅く、そしてお初でご来店されるお客様からよくお聞きします。
作業のご依頼をいただき、いざオイルを抜くとオイルが乳化(判りやすく書くとカフェオレ状態が近い)しているのです。
弱い雨や気を遣った洗車であれば、基本的にこれらの部分に水が入ることはそうあることではないのですが、
終日に及ぶような多雨連続走行や高圧洗浄機使用によって、ブリーザー関連から水が浸入してくることがあります。
(高圧洗浄機の使用はボクセルモトではお勧めしておりません)
もちろん、どのOHVも浸入してくるというワケではございません。
この部分のツボを押さえていない点検整備をした車両に見受けられますし、
その整備後に、明らかに長い時間が経っている車両にも乳化を発見することがあります。
もう随分長期間この部分のオイルを交換していないという方は、まずはオイル交換を。
そして乳化はもちろん、ついでにいわゆる鉄粉の状態もチェックすることをお勧めしマス。
もし、乳化していたり、鉄粉過多の場合はどうするか…..詳しくは店頭でお尋ね下さいネ。