皆さん、こんにちは

いよいよクリスマス連休に明日から突入される方が多いと思います

24～25日の九州北部・山間部は積雪するとの予報です

平地でもうっすらと積もるかもデス　ホワイトクリスマスか？

山間部に雪景色を楽しみにお出掛けになられる方は

タイヤチェーン等万全の体制でお気を付け下さい

さて、オランダ、ニコ・バッカー社フレームについてのお問い合わせが相つぎましたので

１機種をご紹介させていただきます

ニコ・バッカー社、ストリートモデル”Kangaroo”です

月刊ライダースクラブ主宰・根本 健さんに

オートポリスで楽しんでもらった時の写真です

エンジン・駆動・吸排気系は、どノーマルのR100Rを使い、同社のツインスパー・アルミフレーム、

ホワイトパワー社のUSDフォーク等々で構成されています。

外装ももちろん同社のフルオリジナルカラーリングもこれが標準仕様です

余段ですが、外観デザインは、オランダの大学生によるものです

ツインスパーフレームがゴツゴツしているんでは？と思われる方々もおられると思いますが

これが絶妙な作りになっていて、適度なしなり（いなし）具合で

ツーリングでも疲れないフレームです

同社が数多く製作した世界グランプリマシンのフレーム技術が

ストリートでも見事に活かされています

車重も装備重量で１８０kgチョット・・・60馬力の非力と思われるエンジンでも

素晴らしく軽快な加速とコーナーリング、躍動感ある走りを楽しませてくれます

日本で走っている「Kangaroo」は、おそらく6台と思われます・・・

内、2台は当店で整備等の管理をさせていただいております

ただ、残念なことに最新の排ガス規制等、車両関連の法によって

日本では新たにナンバーを取得することは極めて困難になってしまいました

来年？BMW Motorrad社は、次期GSに水冷ボクサーエンジンを搭載するのでは？

との噂がチラホラ出ていますネ。

実は、1990年代初頭にDOHC・水冷ボクサーエンジンを開発していた時期がありました。

たぶん、ご存知の方も多いのでは？

補器類が今では懐かしいパーツが使われているテスト車両(^0^)/　デザインも90年代を感じます。

BMWがフレーム設計を依頼したのは、ニコ・バッカー社なのです＼_(^◇^)_／

いろんなメジャーメーカーから信頼されているオランダのフレームビルダー・・・素晴らしい！！

このエンジンは結果的にお蔵入りとなりましたが

クランクケース等は当時のR1100系のモノを流用していましたので

後の新しいエンジンに技術はフィートバックされているでしょう。

もし、来年？ボクサーが水冷化されることには個人的には寂しさを感じられずにはいられません。

単純構造の空冷の良さが、ついに無くなってしまうかと思うと・・・・。

おそらく、排ガス規制や騒音、燃費等の法や環境対策も絡んでのことだとは思います。

んー、空冷で頑張ってほしい！！！！